ママが意外と知らない!離乳食に適したスプーンのポイント・・・ 離乳食のお話①
こんばんは。
熊本県熊本市中央区 国府の ひかる歯科ちえこども歯科です。
今日は、赤ちゃんの離乳食を始めるときに 気を付けてほしいポイントについてお話します
★まずは、お薦めの 離乳食スプーンについて お話します。★
離乳食のスプーンは 最初は シリコン製がいいです。赤ちゃんのお口に受け入れられやすいからです。
お口に過敏のあるお子さんは シリコン製がのぞましいです。
まずは シリコン製→ それから金属製 とするのがいいですね。
スプーンの大きさですが、
幅は赤ちゃんお口の3分の2程度
深さは浅い平らに近いものがお薦めです。
当院での離乳食相談で 患者さんが
おうちから離乳食とスプーンを持ってきてくれますが、
結構 深めのスプーンや大きいスプーンを使用されている方が多いなーという印象でした。
理想はこういうスプーンになります。
こちらのスプーンですが、赤ちゃんの発達をずっとサポートしてきた発達コンサルタントの町村純子先生が 考案されたものです。
町村先生は私も以前先生の講演会を主催させていただいたのですが
この春は、こどもの発達もみれる小児科看護師の 原朋子さんの 主催で お母さん向けと 専門職向けの 講演会があります。
とても興味深く 子育てに為になるお話が聞けると思いますので、また、こちらでも告知させていただきますね。
このスプーンは本当に食べやすくて赤ちゃんのお口の発達に良い物なのでお薦めです。
上は少し厚みがある持ち手、下は平の持ち手です。
下のスプーンはグリップをつけて持ちやすくして使うものです
赤ちゃんは厚みがないと握りにくいためです。
上のスプーンは持ち手に厚みがありますが、中が空洞なので、軽いです。
これも子供が持ちやすいように工夫されているところになりますね。
「小さめで浅く丸みのあるヘッド
楽に食べ物を唇の中央に取り込める
先が丸くなっているので安全
刺しやすい角度構造で、安定したきれいな手の動きを作ります」
↑このスプーンの特徴、説明文です。
このスプーンではないですが、少し形の違うスプーンが
https://willassist.biz/
こちらの会社からオンラインでも購入できます
町村先生開発のスプーン↑ で始めたい方は 注文もできますのでご相談ください。
こちらのスプーンで食べてみると、すごく舌ざわりがよく、食べやすいので 違いが大人にもわかると思います。
ちなみに、我が家でもこのスプーンとフォークを購入して使用しています。
他のスプーンもあるのですが、不思議とみんなこのスプーンを使用しています。
ウィルアシストのほうは、名入れができるので、お友達の出産祝いにプレゼントしたら、とても喜ばれたということもありました。
なんだか 町村先生のスプーンの紹介みたいになってしまいましたが、
このスプーンではないスプーンでも
★あかちゃんのお口の3分の2程度の幅 で
平
なスプーンを
選んでいただければと思います★
今日は赤ちゃんのお口の発達に良い 離乳食にお薦めのスプーンについて お話しました。
ご質問のある方は、診察の際に、ぜひご質問ください。
今日、ココでお話したことですが、
最近の子供たちのお口の機能が育っていないということが 小児歯科界で問題になる →
虫歯のことだけではなく、こどものお口の機能について もっと学ばなきゃいけない
ということで、数年かけて学ばせていただいた内容になります。まだまだ分からないことが多く勉強中です。
そんなわけで次回からも 離乳食の始め方について 歯科の立場から お話できればと思います。
2023年1月19日 | カテゴリー:新着情報, お母さん達からよくいただく質問, 離乳食, こどもの 口腔機能を 育てるには, 講演会 開催, 食育 |