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2018年1月

口蓋の形について(上あごの天井の形について)

 

 

赤ちゃんのときには、口蓋(上あごの天井部分の名前)に吸綴か という おっぱいを吸うとき、乳首が入るための くぼみがあるのですが、

これが、離乳食が始まり、舌を口蓋につけて、成人嚥下、をするようになると、徐々に消えていきます。

上の画像のお子さんも あかちゃんのときは、吸綴か がありますが、 5歳6か月のときは、きれいなUの字型の口蓋になり、吸綴か が消えていますね。

しかし、小学生になっても まるでこの吸綴か が残っているような上あごのお子さんがいるのです。

そういうお子さんは まず 普段から 舌を 正しい位置に置いていません。

 

みなさんは舌の位置をどこに置いているか 普段 意識していないかもしれませんが

普段は、「な」を発音するときにあたる 上あごの位置(そこをスポットと呼びます) に置いているものなんです。

たまに、「な」の発音のときの 舌の位置が スポットにない子もいるのですが、大体のお子さんは、「な」のときに正しく発音していますので

チェックしてみてくださいね。

 

口蓋に 吸綴か が残っているお子さんは 舌をほとんど 上あごにつけられていませんので、 上あごの形は Uの字型になっていません。

(口蓋の形は 舌を吸いつけることによって、Uの字にきれいに成長していきます。)

吸綴か が残っているようなお子さんは上あごの形が Vの字です。ですので、歯並びというか、歯の並ぶ土台から 問題があります。

お子さんの上あごは どういう形ですか?

仕上げ磨きのときにチェックしてみてくださいね。