歯科で売ってるガムは他のガムと違うの?
今日はガムについてのお話です。みなさんはガムを咬まれていますか❓。外国の方と比べると、まだまだ日本人でガムを日常的に咬んでいる方は少ないですかね。でもだんだん増えてきている印象を受けます。
私はというとお昼休みにお昼ご飯を食べた後にガムを咬んでいます😊。ちなみにひかる歯科ちえこども歯科で販売しているガムです。食べ過ぎ防止や歯ブラシ替わり、そして口臭予防を主な目的としています👍。
もともとガムは味と爽快感を楽しむ嗜好品として消費されていました。1990年頃から、健康意識の高まりを受けて、砂糖ではなく代用甘味料が使われたガムが数多く販売されるようになりました。
代用甘味料の代表がキシリトールです😲。他にもソルビトールやアスパルテームなどたくさんありますが、現代使われている代用甘味料のほとんどが虫歯になりにくいものとなっています。砂糖と違って虫歯菌の栄養になりにくく、虫歯の原因となる酸が酸性されないんです🦠。
代用甘味料はそれぞれで甘さが異なりますが、人々の嗜好のにあう甘さにする目的で、多くのガムでは複数の代用甘味料がさまざまな割合で配合されていますね😊。
さてそれでは歯医者さんで売っているガムは市販のものとどう違うのでしょうか❓。いいものなのでしょうか❓。
まず、第1の違いは、やっぱり虫歯になりにくい代用甘味料の配合率が高いことですね。わかりやすい例でいえばキシリトール100%なんかが、「まさにそれっ👍。」、という感じです。とにかくガムを咬んで虫歯にはさせない。味は二の次です(すいません。言い過ぎました🙇。おいしいですよ💖。)。
第2の違いは歯にとっていい成分が追加で入っていることが多いです。代表的なのは歯の再石灰化を促進させてくれるリン酸化オリゴ糖カルシウム(POS-Ca)やカゼインホスペプチド(CPP-ACP)などです。ひょっとしたら聞いたこと、見たことあるかもしれません。フッ化物が入っているものも結構あったりします。絶対にガムで歯を悪くさせないという強い意気込みを感じますね😊。
こういったことから市販品のガムより歯医者さんで売っているガムは、虫歯になりにくく、歯を強化までしてくれます。毎日咬むなら歯医者さんで売っているガムの方がおすすめです👍。
ガムは唾液の分泌を促進することでも虫歯や歯周病を予防してくれますし、お口の周りの機能を高めてくれる効果もあります。脳にもいいらしいですし😲、悪いことはないもありませんねΣ(・ω・ノ)ノ!。みんなで、歯医者さんで売っているガムを咬みましょう。
2024年2月1日 | カテゴリー:新着情報, お母さん達からよくいただく質問, 歯科の豆知識 Q&A, 歯を長持ちさせるには, 院長からの発信, よくある質問 |