歯並び 食育

授乳姿勢が 大切

2017/01/02


breast-feeding-1582978_640赤ちゃんが生まれて・・・

おっぱいをあげたり、ミルクをあげたり、すると思うんですけど、

このときの授乳が、お口の発達、歯並びの これからを決めます。

赤ちゃんが生まれて・・・

授乳から・・・口唇と舌の 機能の獲得がはじまっていくんですね。

 

 

 

先日 助産師の渡部信子先生のお話をお聴きする機会があり、そのときに、赤ちゃんの舌のうごきは、お母さんの子宮の状態から決まってくるんだ・・・ということを学びました。

他にも、鉗子分娩だと上顎の成長が阻害されるという話を 九大歯学部の同期卒の先生から教えてもらったり、

妊娠出産って、とにかくまず生まれてきれくれるだけで本当に嬉しい・・・と思っていましたが、妊婦さんの子宮を整えることってすごく大事なんだな、と再認識しました。

ここのところ、妊婦の子宮を整える・・・ということに関しては、詳しく知りたい方は、ぜひ助産師さんにお聞きになるといいと思います。また、渡部信子先生のご著書を読むのもすごく勉強になると思います。

 

 

で、今日のテーマですが、

 

歯科の立場からのおはなしなんですが、赤ちゃんのお口の機能の発達の第一歩として、

授乳姿勢が 大切 です。

何がポイントかというと

赤ちゃんのお口にまっすぐ乳首を入れてあげることが大切なんですね。

それが、赤ちゃんが上唇と下唇を合わせる、練習になりますし、まっすぐお口に入れた乳首を舌で上あごにつけて

おっぱいを飲むことで、舌のすいあげ機能も発達します。そして赤ちゃんの上あごを広げる成長につながります。

もし、赤ちゃんのお口に対して、斜め上から乳首を含ませると、赤ちゃんが舌で吸い上げなくても母乳がでてくるため、

赤ちゃんは舌の吸い上げの訓練をすることができなくなります。

また、吸い上げの訓練のためには、赤ちゃんに乳首を深く含ませることが大切です。

赤ちゃんは乳首を深く含むことで、舌、唇、頬の筋肉を使いながら、母乳をしぼりだしていくのです。

 

赤ちゃんの上あごは生後3ヵ月までの間にものすごく成長するんですね。

この時期以降は、成長はなだらかになります。

なので、3ヵ月までの赤ちゃんの上あごの成長はとても大切なことなんですね。

 

この成長をきちんと獲得するためには、何度も言いますが、まっすぐ乳首を入れて授乳する、ということが重要なポイントなんです。

子供の口が乳首に対して、上になったり、下になったりするのは、よくない、ということです。

 

これは歯並びや顎の成長、舌の機能の獲得にも関わります。

授乳については、乳首と赤ちゃんのお口の高さを合せるのが大切と、育母道の辻直美先生も、専門職向けの講座で、高さを合せて授乳するようにおっしゃっています。赤ちゃんにとってよい授乳姿勢ということです。

 

さらっと書いていますが、毎回きちんとこれができているお母さんは少ないと思います。

 

子育てって大変ですよね。

でもちょっとしたコツで、こどもの成長がうまくいくなら・・・

それは嬉しいなーと思います。

これは、哺乳瓶でも同じことで、哺乳瓶も乳首をまっすぐ入れる必要があります。

ですから、赤ちゃんが自分で持って飲む、というのは乳首をまっすぐに入れることが難しいので推奨できません。

母乳より、哺乳瓶のほうが、舌や、ほっぺた、唇の筋肉を使わずに飲むことができますので、

顎を広げたり、お口の機能の発達には不利になります。

この場合、母乳相談室、や、ヌークといった乳首がお薦めです。

どの哺乳瓶の乳首が、一番こどものお口の発達によいか・・・ということについては、結論がでていません。

もっとはっきりしたことがわかったら、またお知らせしたいと思います。

 

ちょっとしたコツを取り入れていくことで、(これが結構難しいことではあるんですが)おこさんに歯科矯正の治療が今後

必要なくなるとしたら・・・

やっぱり嬉しいことだなーと思います。

今後も私の学んだ ちょっとしたコツをお話していきたいと思います。

 

先日ショッピングモールでまだ1才になってないと思われる赤ちゃんがベビーカーに乗っていて、口に哺乳瓶を突っ込まれていました。赤ちゃんはまだ、手でその哺乳瓶を支えることもできないようです。時々みる光景ではないでしょうか?しかしそれを自分に置き換えてみたら・・・?

自分が何かで寝たきりのときに、口に哺乳瓶のようなものをただ、突っ込まれていたとしたら・・・?

飲みにくいでしょうし、悲しいのではないでしょうか。赤ちゃんは生まれてきたときから一人の人間です。

自分の身に置き換えて考えてみるとよいのではないでしょうか。

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