食育

かみ合わせが深い場合


ここ10年ほどですが、過蓋咬合、(かみ合わせが深い)左上の写真のような かみ合わせのお子さんが 増えてきました。

増えている原因は、はっきりわからないのですが、

こういうかみ合わせのおこさんは、下顎の前方成長が不足していることが多いです、下顎を前に成長させてあげることが必要です。

 

かみ合わせが深いことによる弊害は、下顎が押し込まれていて、気道が狭くなり、睡眠時無呼吸になることがある

上下の前歯が咬合力の負担に参加していないため、奥歯の寿命が短くなる

 

といったことがあります。

 

 

過蓋咬合のお子さんは、頭頸部の筋肉の伸びが悪いことが多いです。

こういったお子さんに

ベロを上顎に吸い上げてもらうと、鎖骨のあたりから、筋肉が緊張してきて、普段から頭頸部の筋肉が伸びていないのがわかります。

 

 

こういった頭頸部の筋肉を伸ばし始めるのは、まずは ハイハイのときではないでしょうか。

4つバイで、頭をぐっと持ち上げて ハイハイするときに、頭頸部の筋肉がぐんと伸ばされると思います。

この辺の筋肉の発達は、食べるときに使う筋肉でもあるので、ハイハイをきっちりすることが今後のお口の機能に関わってきます。

もうハイハイする年齢ではない場合は、雑巾がけをしてもらうのもいいようです。

 

ですので、こういったかみ合わせが増えたのは、

・便利な育児用品が増えたが それが発達によいとはかぎらないから

・食べ物を前歯でかじりとる、という経験が減ったから

・4つばいを 長期間できていない(ハイハイが短かったお子さんは、ジャングルジム遊びを少しくわえて補完するのも手だそうですよ)

といったことが原因ではないかと考えられています。

こういった 原因は こどもの発達について学ばなければわからないため 町村純子先生の身体調和 で こどもの発達支援について学んでいます。

 

この写真のお子さんは、はじめは、舌を上顎にすいあげるのがとても大変でしたが、

毎日家でも頭頸部の筋肉を伸ばすようにしてきてくれたので、胸や首の筋肉の緊張がとれてきました。

過蓋咬合も少しづつ治ってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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