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 当院のこどもの早期矯正システム(小学3年生までを特に推奨しています)について ご紹介します 

 

 

 

 

当院で使っている MRC矯正のコンセプトと装置は、オーストラリアのファレル先生によって25年前に開発されました。

この画像にうつっている装置は、現在100種類以上あり、顎の大きさ、歯並び、機能のステップ、により使い分けるようになっています。

この装置は、装着中、正しい、口腔機能を学ぶトレーニングができるようになっています。

この装置を1日起きているときに1時間と就寝時につけること、口腔機能訓練を毎日5分ほど行うことで歯並びがよくなってきます。

 

この矯正のコンセプトは、歯並びを悪化させた原因となっている呼吸、機能を治すことで、結果的に歯並びが治るというものです。

この治療のメリットは、

 


口呼吸→鼻呼吸へのトレーニングができ、呼吸の状態がよくなる

成長を味方につけることができる
 ②の結果、非抜歯で歯をならべることができる
機能を治していることから後戻りしにくい
ブラケット等、みえる固定装置を装着しないでよい

 

といったことが挙げられます

このシンプルな装置は、すべての歯科医院で使用することができますが、機能を治す、という意味で上手に用いることはなかなか難しいです。

当院は何年もこのシステムに取り組んできて オーストラリアのMRCに公式に加盟し(マイオブレイスメンバー)このシステムで多くのお子さんの歯並びを治せるようになりました。

 

 

 

 

MRC加盟歯科医院とは・・・

MRCの認定する基準をクリアした歯科医院です。

MRCに加盟した歯科医院には、MRC本部から、動画等、教育システムが配布されます(以前は英語のものが多かったのですが、翻訳され使いやすくなりました)

スタッフは、加盟歯科医院だけのセミナーに参加することができるため、当院のスタッフはお子さんへのトレーニングについて毎年研修を受けてきました。

こういったセミナーを受講することで、毎年毎年、わたしたちのお子さんへの指導内容は改良されてきています。

1年前と今でもトレーニングの内容はだいぶ変わりました。これからもより効率的に楽しく治してもらえるように頑張っています。

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当院のMRC矯正システムは、例えていえば 歯並び塾だと思ってください。

毎月、歯並び塾でレッスンをうけて、おうちでもレッスンをすることでよくなっていく、ということです。

 

 

では、なぜわたしたちが、このシステムでの矯正をするようになったのか・・・についてお話したいと思います

わたしたちがMRC矯正をはじめたわけ

私(副院長の甲斐田 知映)は、九大を卒業後、九大小児歯科に残り、こどもの虫歯治療や歯並びについて学びました。

その頃、大学では全体的な矯正は矯正歯科が担当することが多く、小児歯科では全体的な矯正の患者さんは少なかったため、もっと専門的に学びたいと思い、大学の小児歯科を退局後、

矯正専門医院にお世話になり、矯正について学びました。

そこで、現在の一般的な治療では、やはり、歯の生える場所の足りないお子さん(顎の成長が不足しているお子さん)は、将来永久歯を間引かないと治らないことが多い、(抜歯して矯正する必要がある)という現実を知りました。

小学校低学年で矯正治療を開始して一旦終了し、再度永久歯が生えそろってからもう一度治療をする必要があることが多いのです。

私はもともと小児歯科出身ですので、お子さんたちは、小児歯科に小さい頃から来てくれるのに、結局、歯の並ぶ場所のないお子さんは、非抜歯では難しいのかな、という残念な気持ちもありました。

持って生まれた顎の大きさやバランスはもう変えることができないんでしょうか

 

そんなとき、ある患者さんに出会いました

彼女はわたしの小児歯科のアルバイト先の患者さんです。

小学校中学年、初診時、かなりの出っ歯さんでした。

そして上顎はとても狭い状態でした。

従来の矯正では将来的に抜歯矯正になると思われました。

そのときには外科手術も併用したほうがいいかもしれません。

そんなときに、このMRC矯正システムをおもいだしました。

 

 

 

 

 

 

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 この装置(実際には画像の装置とはすこし異なる仲間の装置を使いました)と、口腔機能訓練をやってみましょう。

そうお母さんに提案しました。

1年半後 それだけで

ここまで治りました。あの装置と口腔機能訓練だけです。

私自身、びっくりする結果でした。

拡大装置は何一つ使用していません。上顎は本人の舌の力で広がりました。

やっぱり筋肉なんだ、機能なんだ、そう思いました。

それから ブラケット矯正はやめて、MRC矯正システムに切り替えました。

このお子さんを治したのは、もうだいぶ前のことになります。

MRC矯正システムは、この装置を使えば簡単に治せるというわけではなく、お子さんの問題点や機能を診て、指導していかないといけない部分もありますし、

歯並びによっては補助的な装置を適切なタイミングで使用する必要があります。

最初はなかなかその部分が難しく、このシステムだけでは治せませんでした。

しかし長い期間携わったことでかなりの歯並びが治せるようになりました。

 

 

沢山のお子さんの治療ができました。みんな歯を間引かず、非抜歯です。

お顔のバランスもよくなっています。

 

また、気道が広くなることで睡眠時の呼吸がよくなった、いびきがなくなった、というお声もいただきました。

こういう歯並び以外の間接的な効果を親御さんに報告してもらうととても嬉しく思います。

 

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こんな装置で本当に治るのか?

と不思議ですよね。

この装置だからこそ治る歯並びもあります。

沢山のお子さんの矯正治療経過について 来院時ご覧いただくことができます。

(このシステムでは、このほかに拡大の補助装置を用いることがあります。その画像は後ほどアップします。)

 

 

このシステムについて、歯並びを学力にたとえて説明することがあります。

学力は、生まれ持った学力に加え、環境や努力で変化しますよね、それと同じで小学生低学年からこのシステムで治療すれば

歯並びにも生まれ持った遺伝がありますが 環境やトレーニングでも変化がある

ということです。

※ 骨格性の反対咬合(受け口)など、遺伝性や素質が強く、機能矯正が適応でない場合は 矯正専門医院をご紹介しています

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この矯正システムで 大切なポイントは、お子さんに モチベーションをもってもらい、楽しく口腔機能を学んでもらうことです。

わたしたちの小児歯科はそういうことに向いています。

 

ぜひ一緒に歯並びを治しませんか?

お子さん自身の 治したい!というポジティブなやる気が必要です。

 

 

この治療のデメリットは固定式の装置ではないため、お子さんが口に入れてくれないと難しい、ということにあります。

今まで1人だけ、治療途中から装置をなかなか使ってくれなくなったお子さんがいました。

どうにか歯並びは最後まで治すことができました。

そのお子さんも最初はとてもやる気がありましたしとてもかわいい素直な子なのですが、こういうこともあります。

その子は装置はなかなか入れてくれませんが、治療が終了した今もうちの歯科医院に定期的に通院してくれています。

取り外し式の装置だからこそ お子さんがやる気になるまで この治療はお勧めしません。

お父さん、お母さんの協力が不可欠です。