こども歯科の方針


こども歯科の方針と保護者の方へのお願い

☆当院のこども歯科ではブロック治療を行っています。

乳歯で右下奥歯が3本とも虫歯という場合には、3本一緒に2本虫歯という場合には2本一緒に治療していきます。

☆お子様フッ素塗布の前に

当院では保護者の方の了解をいただいたうえで、お子様の歯を染色液で染め出して、歯磨き指導を行ってからのフッ素塗布を行っています。歯ブラシは当院お薦めの歯ブラシを差し上げていますのでお持ちいただかなくて大丈夫です。
必要があれば、歯石除去やPMTCも合わせて行います。
定期的に染め出して指導していくうちにこどもたちもコツや自分が磨き残しの多い場所がわかり、歯磨きが上手になっていきます。
☆フッ素塗布

フッ素塗布は小さいお子様は歯ブラシで塗布していますが、大きなお子様は歯磨き指導のあと、フッ素のついたトレーを3分噛んでもらっています。歯への浸透効果が高まります。


①問診
おうちでの生活や歯磨き、気になっておられること、疑問に思われることをぜひ質問してください。

②診査
ユニットに寝てみましょう。
まだ小さい乳幼児の場合は、診療室のねんねできるキッズコーナーで寝かせて診ることもあります。

歯と歯の間の虫歯がある場合など、必要があればレントゲン撮影もします。
子供のレントゲン撮影を不安に思われる方もいらっしゃいますが、当院は放射線の線量の低いデジタルレントゲンを使用しております。安心して受診してください。

③説明
虫歯があった場合
虫歯の部位、治療方法、治療回数について説明します。

お時間があるときはこの後、トレーニングと処置を行っていきます。

治療は基本的には3歳以上のお子様はお子様のみの入室になりますが、お子様によっては保護者の方に入室していただくこともあります。
母子分離したほうが上手にできそうなお子さんの場合は分離させていただきますが、その場合も、ママは診療室にいない、とお子さんに思っていただいてこっそりママに見て頂くこともできます。
ダイレクトにスタッフと子供がコミュニケーションをとることで、信頼関係が築かれていくことも多いです。

保護者の方にお願いしたいのは、何より、歯科治療をネガティブに捉えないでいただきたいということです。
ママが不安に思っていると、子供も不安になります。子供は少し怖がっていても、さあ、がんばろう、さあ、いっておいで、というふうにどんと構えて送りだしてください。


子供の歯が虫歯になってしまったとき
保護者の方は(特にお母さん)ショックを受けられる方も多いです。

もっと気を付ければよかった。
責任感のある方ほどそう感じられるようです。
過去には、診療室で涙したお母さんもいらっしゃいました。

でも大丈夫です。
乳歯で虫歯になっても、きちんと治療し、虫歯菌を少なくした状態で大人の歯を迎えてあげれば、
虫歯のない永久歯列を作っていくことができます。

診療室で涙したお母さんのお子さんは、その後、治療に通われ、予防にも定期的に通われて、
現在は虫歯のない永久歯列のお子さんとなっています。

虫歯になりにくい、虫歯のない永久歯列とよい噛み合わせは親が子供に与えられる財産の一つだと思います。

小児歯科に受診され、虫歯のない大人の歯を獲得するために一緒に頑張りましょう。


保護者の方へのお願い

お子様の治療中の不安感を増やさないために幾つかお願いがあります。
どうかよく読んでご協力いただけると治療がスムーズにいく助けとなります。

①おうちで、歯医者さんは痛い、怖い、と思うような話をするのは控えてください。

逆に、治療に行くときに、子供に今日何するか聞かれた場合、すぐ終わる、何もしない、とは言わないでください。みてみないとわからないよ。ムシバイキンを退治するかもね、などといったような回答をお願いします。何もしない、とお母さんにいわれて意気揚々とやってきて歯科医院で治療をした場合に、次に歯科に行くときのお子さんとの信頼関係が揺らいでしまいます。

②こども歯科では麻酔をする場合、お子さんに注射筒を見せないようにして麻酔します。
その場合、麻酔に気づかない子供もいます。
麻酔を行う直前に、注射よ!!というお声かけをされると、麻酔の前に子供は不安になってしまい、麻酔がスムーズにいかないことも多くなりますのでそういったお声かけは控えてください。

③お子さんは、まず、不安だったり怖かったり、音で泣くことも多いです。
口の中でされることが見えないことも多いので、不安がいっぱいあると思います。
当院では笑気や、動画など子供の不安を和らげる工夫をしております。
そういった場面で、痛いの?痛いの?とは聞かないでください。
ママに痛いの?と聞かれると、途端に痛くなります。

本当に痛くて泣いている場合は、お子さんの反応でわかりますし、歯を削らずに音だけでの反応をみたりなど
痛みがないかの確認を行うようにしておりますので安心して受診してください。

④虫歯が治っても、ぜひ定期的に予防に通院されてください。
虫歯がないときに歯科にきて、楽しく歯磨きの練習をしたり歯の清掃で虫歯菌の膜を取り除いたりすることで
虫歯の予防にもなり、健康な永久歯列を得る助けにもなりますし、年齢ごとの虫歯になりやすい部位、歯並びの注意などがあります。
なにより、一番大切なのは、子供に歯医者は虫歯を治療するだけでなく楽しいところだと認識していただくことです。予防を続けて、楽しい歯科医院生活となることで、成人されてからも歯科と上手につきあえることにつながります。

2016/09/01